005 武士のおこりと鎌倉幕府

●問題

 (1)武士の力が認められてきたあらわれとして935年~940年には関東では(  )が、939年~941年には西国で(  )が、周辺の武士を率いて反乱を起こした。(  )に当てはまる人名を答えよ。


 (2)成長した武士団の中でも東国に勢力をのばした(  )と西国に勢力をのばした(  )が有力だった。(  )に当てはまる語句を答えよ。


 (3)摂関政治が衰えた平安時代末期から新しい政治を行った天皇は誰か。


 (4)(3)の天皇が行った政治は何と呼ばれているか。また、天皇は位を譲って何になったか。


 (5)皇位継承問題、政治の実権をめぐる争いから1156年には(  )、1159年には(  )が起こった。(  )に当てはまる語句を答えよ。


 (6)(5)の争いでは平氏が活躍した。これにより1167年に武士として初めて太政大臣になったのは誰か。また、この人物が貿易を行った当時の中国の王朝名を答えよ。


 (7)平氏の政治に不満が高まり、1185年に源氏によって滅ぼされた戦いを何というか。


 (8)1192年に征夷大将軍に任命された(  )が、(  )幕府を開いた。(  )に当てはまる語句を答えよ。


 (9)(8)の人物が1185年に置いた役職について次の(  )に当てはまる語句を答えよ。

 (  ):国ごとに置かれた。

 (  ):荘園・公領ごとに置かれた。 


(10)将軍との主従関係にあった武士の名称を答えよ。


(11)(10)は将軍のために、戦いが起こると命をかけて戦う(  )をし、将軍は(10)に対し、手がらによって新しい領地を与える(  )をあたえた。このような制度を(  )制度という。(  )に当てはまる語句を答えよ。


(12)源頼朝の死後、主導権争いを経て、実権を握ったのは何氏か。また、何という地位についたか。


(13)(12)のころ、京都で院政を行っていた(  )は、朝廷の勢力回復をはかって1221年に挙兵したが、このできごとの名称を答えよ。


(14)(13)の後、設置された朝廷・西国の監視を行う役職を何というか。


(15)御家人に裁判のきまりを示すために1232年に出された法律の名称を答えよ。また、この法律を示した人物は誰か。


(16)1206年に、モンゴル帝国を築いた人物は誰か。


(17)鎌倉時代に生まれた新しい仏教について、次の(  )に当てはまる人名を答えよ。また、この時代に新しい仏教の宗派が庶民に広まったのはなぜか。

 浄土宗:(  ) 浄土真宗:(  ) 時宗:(  ) 臨済宗:(  ) 曹洞宗:(  ) 日蓮宗:日蓮


(18)後鳥羽上皇や藤原定家が中心となって編集した文学作品の名称を答えよ。


(19)このころ、平家物語を各地で語り伝えた盲目の人々がいた。この人々はなんと呼ばれたか。また、平家物語のような漢語や口語を交えた力強い文章のことを何というか。


(20)吉田兼好が表した有名な随筆の名称を答えよ。


(21)東大寺南大門の両脇に安置されている巨大な仏像の名称と、この像を製作した中心人物を二人答えよ。また、この像の様子などから、鎌倉文化はどのような特徴をもった文化であったと考えられるか。


(22)1271年より中国を統一した王朝を何というか。また統一した人物は誰か。


(23)(22)の人物は東方への勢力拡大を目指し、2度にわたり日本に攻めてきた。このできごとをなんというか。また、この時の執権は誰か。


(24)(23)への出費などで御家人の生活が苦しくなったため、幕府は1297年に(  )を出して救おうとしたが、北条氏の政治への不信感などから、幕府に従わない武士である(  )などが出始めた。(  )に当てはまる語句を答えよ。


(25)鎌倉に幕府が開かれたのはなぜか。


(26)日本をジパングと紹介した人物と、そのように書かれている書物の名称を答えよ。


(27)次の演説をしたのは誰か。また(  )に当てはまる人名を答えよ。

 「みなの者 よく聞きなさい。これが最後の言葉です。(  )公が朝廷の敵を倒し、幕府を開いてこのかた官職といい、土地といい、その恩は山よりも高く、海よりも深いものでした。」



●解答

 (1)平将門 藤原純友

 解説:「たいらのまさかど」「ふじわらのすみとも」。あんまりテストにはでない。


 (2)源氏 平氏

 解説:「げんじ」「へいし」。


 (3)白河天皇


 (4)院政 上皇

 解説:頻出。天皇が皇位を譲って上皇となり、政治を天皇に代わって直接行った。


 (5)保元の乱 平治の乱


 (6)平清盛 宋

 解説:頻出。保元の乱や平治の乱で成果を挙げて、当時の天皇である後白河天皇からの信頼を獲得し太政大臣(だじょうだいじん)に任命された。神戸にある大輪田泊(おおわだのとまり)という場所を整備して、日宋貿易を行った。


 (7)壇ノ浦の戦い

 解説:テストによくでる。「」の漢字が難しいのでしっかり覚えること。


 (8)源頼朝 鎌倉

 解説:テストにめちゃくちゃでる。「頼朝」は「よりとも」と読むが、漢字を忘れがちなのでしっかり覚えておこう。ここから鎌倉時代が始まる。(今の教科書ではもしかして1185年なのか?いい国(1192)つくろう鎌倉幕府のゴロが有名だった。)


 (9)守護 地頭

 解説:「しゅご」「じとう」。テストによくでる。各種取り締まりを行った。


(10)御家人

 解説:「ごけにん」。テストに絶対でる。


(11)奉公 御恩 封建

 解説:奉公とは、戦いが起こった時に将軍のために御家人が命をかけて戦うことである。また、御恩とは、将軍がその手がらによって新しい領地を御家人に与えることである。このような制度は封建(ほうけん)制度と呼ばれる。意味をしっかり覚えておこう。


(12)北条氏 執権

 解説:執権がテストに頻出。執権とは鎌倉幕府の将軍補佐の役職である。


(13)承久の乱


(14)六波羅探題

 解説:「ろくはらたんだい」。テストにもまあまあでる。漢字がなかなかに異質なのでしっかり覚えておこう。


(15)御成敗式目 北条泰時

 解説:「ごせいばいしきもく」「ほうじょうやすとき」。けっこう重要。


(16)チンギス・ハン


(17)法然 親鸞 一遍 栄西 道元 わかりやすく実践しやすい教えであったから。(21文字)

 解説:テストには法然親鸞がよくでる。逆に、何宗を開いたか聞かれても答えられるようにしておこう。「鸞」の漢字が驚異的なので、しっかり覚えよう。また、浄土真宗や時宗は座禅を組む禅宗の部類である。


(18)新古今和歌集

 解説:テストによくでる。


(19)琵琶法師 軍記物

 解説:両方ともよくでる。「琵琶(びわ)」の字が忘れやすいので気を付けよう。


(20)徒然草

 解説:「つれづれぐさ」。覚えるときは、とねんぐさとでも覚えておこう。


(21)金剛力士像 運慶 快慶 武士の気風を反映した、質素で力強い文化。(20文字)

 解説:あんまりテストにでない。


(22)元 フビライ・ハン

 解説:なんかエビフライみたいな名前だね。


(23)元寇 北条時宗

 解説:「げんこう」。テストにめちゃくちゃでるが漢字がみんな書けない。1274年の1度目の襲来を文永の役、1281年の2度目の襲来を弘安の役という。文永の役で先陣に立って戦った武士を竹崎季長(たけさきすえなが)といい、教科書の元寇の図にも載っているはず。


(24)永仁の徳政令 悪党

 解説:薙刀(なぎなた)みたいなもん持ってる結構やばい奴ら。結局、鎌倉幕府は1333年に滅びる。


(25)三方が山、前が海のため攻められにくく守りやすかったから。(28文字)

 解説:長く続く幕府を作るには、やはり攻められにくい安全な場所を選ぶよね。


(26)マルコ・ポーロ 東方見聞録

 解説:あんまりテストにはでないかな。


(27)北条政子 頼朝

 解説:北条政子は源頼朝のである。この演説は承久の乱を前に、御家人たちに対して行われたもので、結構有名である。




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